
高額賠償!不注意で起きた立体駐車場トラブル
車が出せない駐車場
これは機械式の立体駐車場で起きたトラブルですが、車を入庫する際に車幅を見誤り、ドアミラーが機器に接触する事故が起こりました。
この時点ではまだ機器の損傷はなかったので、厳重注意と外観の修繕費で済みました。
ですが、二度目に同じ事故があった際、機器が損傷し立体駐車場の機能が停止してしまいました。
さすがに全機能が停止したとなると、他の契約者の車も出せなくなってしまうので苦情が殺到。
管理側が交通費等の立て替えを行い、大きな損害が出ました。
二度目の事故ということもあったので、その後他の契約者が全員解約を申し出たようです。
契約者が居なくなったとなると駐車場も経営が成り立ちませんので取り壊しの道しか残されていませんでした。
事故を起こしたドライバーに賠償金請求
交通費も建て替えた上、経営も成り立たず取り壊しが決定したため、駐車場側はドライバーに賠償金を請求する裁判を起こしました。
ドライバーが安全確認の義務を怠ったという責任は大いにあると思いますが、裁判では機器の修繕費のみの請求にとどまるという結果になりました。
管理側の安全表示や車幅の表示などをあいまいにしていた部分もあったのかもしれませんね。
その他にはこんな事故も
駐車終えて少し目を離したすきに、子供が親から離れ、一人で遊んでいた際に誤って転落した。
車幅はおさまっていたが、車高が高く天井に接触した。
その他にもまだまだ事故事例があるので、駐車の際は通常の駐車場よりも特に気を付けたいものです。
最近の車は乗り心地を優先し、車幅や車高が広く取ってある場合が多いので、駐車場の高さ制限等は念入りに確認するようにしましょう。
車幅や車高は必ず確認を
前述しましたが、マイカーがキズものになる前に、駐車場の制限等は必ず確認しましょう。
特に機械式の駐車場では3ナンバー利用不可の表記がされていたりしますので、確認せず駐車して大きな事故にならないように注意しましょう。
また、お子さん連れの場合は必ず目を離さずに危険な個所がないかを確認しながら、安全に利用したいところですね。